26歳、女性、看護師をしています。ニキビで皮膚科を受診したのは、25歳で妊娠中のときでした。妊娠中でもニキビ治療ができるのか?使える薬があるのか?ぜひ妊婦さんの参考になればと思います。
妊娠中のホルモンの影響?赤いニキビが大量にできてしまった
皮膚科を受診したとき、私の顔には顎まわりに赤いぶつぶつしたニキビができていました。普段からニキビは繰り返しできるほうなので、あまり気にしていなかったのですが、そのときは1日で赤いニキビの数が増え、妊娠中のホルモンの影響かなとはじめは思いました。
ニキビが気になったときは、わたしはいつものスキンケアに加えて、メナード化粧品のビューネ化粧水でパックをします。即効性があり、数日使い続けると赤いニキビはたいてい落ち着くのですが、そのときのニキビはいくらビューネを使ってもよくなりませんでした。
ニキビで皮膚科を受診することにとても抵抗がありましたが、ニキビの数が一気に増えたことと治りにくいニキビだったので心配になり、皮膚科を受診してみようと決意しました。
女優さんも皮膚科へ通っている!ニキビで皮膚科へ行く抵抗がなくなった
女優の新垣結衣さんも、肌荒れがひどいときには皮膚科を受診するそうです。雪肌精のCMで、とても肌がきれいだなと思い少し調べたところ、新垣さんは肌荒れで皮膚科を受診するのは当たり前になっているようです。皮膚のことは、専門の先生に聞いて解決するということが大事だと書いてありました。
女優さんは、高い化粧品やエステへ通ってスキンケアを行っているイメージでしたが、迷わずに皮膚科へ受診していることを知り、ニキビで皮膚科へ行くことに対する抵抗がなくなりました。
皮膚科で処方された薬はニゾラール。妊娠中でも安心して使える薬
皮膚科で皮膚の状態をみてもらい、処方された薬はニゾラールローションでした。看護師のわたしは、ニゾラールと聞き「この薬はよく患者さんにも使っているなあ、どんな効能があっただろうか」と思い、調べると水虫に効く薬だったのです。
ニキビに対して、水虫の薬が効くのかと思い、はじめはびっくりしましたが、さらに調べるとニゾラールはニキビに対しても効果を発揮するそうです。ニゾラールローションに含まれる、ケトコナゾールという抗菌剤が、真菌のほかにもアクネ菌に対しても殺菌作用があるとのことでした。
また、抗生物質やステロイド剤が入っていないため、妊娠中でも安心して使用することができます。
ニキビがある肌へはシンプルケアを心がけ、1週間で効果がでてきた
皮膚科へ行ったのはその1回きりでした。薬を塗ることに加えて、肌が荒れているときは、できるだけシンプルなケアを心がけてと言われました。クリームや乳液は毛穴をふさいでしまうため、肌荒れを悪化させる可能性があるとのことでした。
ニキビに薬を塗布し、シンプルケアを心がけ1週間ほどしたら、赤みが次第に落着き、ニキビが目立たなくなりました。ニキビの数も増えることはなくなりました。
ニキビの状態が落ち着いたことで、ファンデーションを厚塗りして隠す必要がなくなりました。ファンデーションは肌に負担をかけることもあるので、化粧が薄くなることは肌にとってもよいことだと思います。
今回皮膚科を受診したことで、肌の状態を知ることができ、ケア方法も学べたので、ほんとによかったなと思いました。今後も肌荒れが悪化したら、迷わずに皮膚科へ受診しようと思っています。