Tweet

Pocket

背中にニキビがあると、オシャレができない、ビキニが着れないといった問題が出てきます。背中にニキビができる原因は、一つではなく複数の原因が考えられます。ここでは、背中ニキビが発生する理由と、正しい対策方法について紹介していきます。

→背中ニキビのケアに大成功！リアルな背中も公開中♪レビューを見てみる

背中ニキビが発生する理由

背中ニキビが発生する理由はいくつかあります。ここでは、多くの人が抱える理由をご紹介していきますね。

①ホルモンバランスの乱れ
②シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し
③喫煙
④汗の停滞

背中ニキビが発生する理由①ホルモンバランスの乱れ

背中ニキビが発生してしまうのは、ホルモンバランスが乱れていることが理由の一つになります。

ホルモンバランスは普段の食生活が偏っていたり、運動不足やストレス、睡眠不足が後押しになり、結果として背中ニキビを発症させているのです。

強いストレスや睡眠不足が原因で交感神経が活発になると、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまい皮脂の過剰に繋がります。皮脂が過剰に分泌されると皮脂や角質が毛穴に詰まりやすく、背中ニキビが発生しますので注意しましょう。

背中ニキビが発生する理由②シャンプーやコンディショナーのすすぎ残し

入浴した際、体にボディーソープやシャンプー、コンディショナーなどを完全に落としたと思っていても、実際にはすすぎ残しがある可能性が多々あります。特に、背中にニキビが出来る人は、これが原因の人が多いです。

シャンプーやコンディショナーなどのすすぎ残しが毛穴に詰まり、背中ニキビを発症させることもあるのです。特に髪が長い女性の場合は背中にも髪の毛がつきやすいので、すすぎ残しが起こることが多いです。

髪の毛や頭皮にはすすぎ残しがなかったとしても、背中にすすぎ残しがあると背中ニキビの原因となることもありますので注意が必要です。

背中ニキビが発生する理由③喫煙

喫煙は体に悪いという話は聞いたことがあるという人は多いですが、これは肺や臓器に対してだと思っている人がたくさんいます。しかし、喫煙は肺や臓器に対してだけでなく、背中ニキビを発症させてしまう理由の一つと言えるのです。

喫煙をすることで肌を乾燥させたり、体の代謝を悪くしてしまいます。肌が乾燥し始めると肌自体のバリア機能が弱り、体がそれに反応して皮脂を過剰に分泌させてしまいます。結果、毛穴のトラブルである背中ニキビになりやすいのです。

また、体の代謝が悪くなることでターンオーバーの働きが遅くなり、体がもともと持つ治癒力ではニキビを治せなくなります。

喫煙をしているだけで体のビタミンCは不足しますので、喫煙しない人よりも喫煙をしている人の方が自然に治すことは難しくなります。

背中ニキビが発生する理由④汗の停滞

背中というのは服を着ていることから通気性が悪く、汗をかいても拭くなどして清潔を保つことが簡単にできないため、汗が留まりやすくなります。そこにニキビ菌が湧いて、背中ニキビが発症することも考えられます。

汗をかきやすい夏は、吸水性の良いインナーを着用したり、こまめに汗をふくなどして、汗が停滞しないように気を付ける工夫をしてみてください。

背中ニキビを放置するのは危険！

1回できてしまった背中ニキビは、ケアしにくいところだからといって放置しているとニキビ跡となってずーっと残ってしまいます。

ニキビ跡になるのは衣類や紫外線、シャワーの水圧などの刺激、ニキビ菌が増殖していくことでニキビが悪化したためです。また、毛穴の角質が厚くなったり、毛穴の中で皮脂が溜まりコメドが成長することで悪化してしまうケースもあります。

背中ニキビは広範囲に広がり炎症が酷くなってしまうこともあり、これが進んでいくと毛穴の周りも傷ついてしまうことで、さらに広がることもあります。

背中にできるニキビ跡によっては赤みができたり、黒くなったり、ムラサキ色に変色したり、クレーターのように皮膚の表面がボコッと凹んでしまう場合もあります。

背中ニキビは見つけにくい場所にできますので、発見した時にはすでにニキビ跡というような場合もあります。早期に背中ニキビをケアすることも重要ですが、加えて背中ニキビができないように対策を考える必要があるでしょう。

今からできる背中ニキビへの対策

背中ニキビができないようにするためには毎日の対策が必要で、ニキビの原因になるものを徹底的にケアし、背中ニキビが発生させないようにすることがとても重要です。

体を念入りに洗って、よくすすぐことが大切

背中は毛穴に皮脂や角質が溜まりやすいところですので、よく洗うことは重要です。と言っても背中は手が届きにくく、ボディータオルではなかなか毛穴の汚れまでキレイに洗うことができません。

そんな時は毛穴ブラシの背中用を使うことで、背中の毛穴をキレイに洗うことができます。毛穴ブラシは毛穴に詰まっている汚れをかき出してくれますので、皮脂や角質を取り除くことができるようになり、背中ニキビを発生させない対策となります。

また、ボディーソープやシャンプー、コンディショナーなどのすすぎ残しを防ぐためには、よく体をシャワーで流したり、頭を先に洗うことで対策を行うことができるでしょう。すすぎ残しがないように念入りに体を洗い、よくすすぐことが肝心です。

衣類の摩擦や紫外線を対策することでニキビ跡を防ぐ

ニキビは、衣類の摩擦や紫外線によって悪化していく場合があります。背中ニキビができていると感じた時は、肌に刺激を与えない服を着たり、紫外線が当たらないようにする対策を考えましょう。

肌に刺激を与えない素材の肌着には、シルクなどの摩擦が起こりにくい物を選択した方が良いです。肌に負担が起こらないようにする点は、大事なポイントと言えるでしょう。

また、紫外線が直接当たらないよう背中が見える服は着ない、UVカットの服を着るといった対策を行うことも重要です。

ホルモンバランスが保てるような対策を考えよう

ホルモンバランスが崩れると皮脂が過剰に分泌されるようになりますので、ホルモンバランスが正常に保てるように考えることも大切です。

ホルモンバランスの乱れは食生活で改善することができるのですが、普段から脂っこい食事や外食、野菜を摂取しないという人は、特に気を付ける必要があります。

こういった食事は栄養が偏ってしまうため、男性ホルモンが多くなり女性ホルモンが減少していきます。女性ホルモンを高めるための対策を考えることで、男性ホルモンが多くなることを抑えられるようになるでしょう。

女性ホルモンの働きを強くしたい場合はカボチャや卵、大豆製品などを多く摂取しましょう。

カボチャにはビタミンEが豊富に含まれていて、脳下垂体や卵巣に働きかけ、ホルモンの分泌をコントロールしてくれます。また、ビタミンEには抗菌作用もありますので、肌の活性酸素を抑えることができます。

活性酸素を抑えられると肌トラブルをなくすことができるようになり、ニキビができないようにすることも可能です。

一方、卵には良質なコレステロールが含まれ、女性ホルモンを作り出す材料にもなります。

さらに大豆製品には女性ホルモンの一つである、エストロゲンに似たイソフラボンが豊富に含まれています。そのため、大豆製品を毎日食べるだけで女性ホルモンを一定に保てるようになり、女性ホルモンが減少して皮脂の過剰分泌を防げるようになります。

他にも女性ホルモンの働きを高めてくれる食べ物はたくさんありますので、このような食べ物やサプリメントを使って女性ホルモンを高められるようにしていきましょう。

さいごに

いかがだったでしょうか。背中は角質層が厚く、顔の次にニキビができやすい場所といわれています。その原因は様々で、外的な刺激が理由の場合もあれば、ストレスなどの内的理由の場合もあります。

いずれにせよ、背中ニキビに気付いたら、しっかりとケアを行って早めに治していくことが大切です。ニキビが悪化したら治療するのに時間がかかるようになりますし、放置すればニキビ跡となってずっと残ってしまうかもしれません。ぜひ今からケアしていってくださいね。

→【注目記事】2ヶ月で背中ニキビケアに成功！評判のジェルを試してみました