現在42歳の主婦です。ニキビが治ったときの感動が忘れられず、化粧品メーカーに就職をしました。これは、そんな私が中学、高校時代の顔のニキビに悩まされた体験談です。
ジャンクフードでできたニキビ。洗顔では全然効果がありませんでした
中学生になって食欲旺盛になった私は、3食だけでは足らず、学校から帰るといわゆるジャンクフードを毎日食べていました。スナック菓子に炭酸飲料という高カロリーな組合せ。少しずつ体重が増えたのと同時に、私の顔にニキビが現れ始めました。
できたのは、小さい油の芯があるようなニキビでした。時々、赤みのあるニキビもありました。ニキビができていると、鏡を見るのが嫌になったのを覚えています。じゃあジャンクフードをやめたらいいのですが、それはお腹が許してくれません。
そこで、ニキビを治すためいろいろなことを試し始めました。最初に試したのは、ニキビ用洗顔料です。「脂っぽいんだから、さっぱりしたらいいんじゃないの?」くらいの安易な考えでした。ところが、さっぱりしてもニキビはさっぱりはしてくれなかったのです。
そんな時、同じようにニキビのある友達が、休み時間に洗顔料で顔を洗っているのを見かけました。私は心の中で「いやいや、ニキビは洗顔では治らないよ」って思っていました。やっぱりその友達も治らないのが分かったのか、そのうち休み時間に洗顔をしなくなりました。
スキンケアの大切さに気付いた!肌のバランスを整えたらニキビが減少!
悶々とした日々を過ごしながら、パックをしてみたり、あぶらとり紙をつかってみたり、ビタミン剤を飲んだり、皮膚科でクリームをもらったり、時には指でニキビの芯を押し出すという荒業も使いました。決して挑戦する心は忘れなかったのです。
そのうち私は「大人みたいに手入れすればいいんじゃないの?」と、これまた安易な考えを思いつきました。高校生になってアルバイトを始めていた私は、その貯金を使って化粧品一式を買うことにしたのです。
そこで、クレンジングの大切さ、化粧水で水分を補充しないといけないということを教わりました。脂分ばっかりを取り去って、かえって肌のバランスを崩していたのです!
それからの私は、洗顔で古い角質をとり、化粧水と乳液で肌のバランスを整えるというなんとも優等生な生活を送るようになりました。しかも、肌と言うのは体の中から綺麗にしないといけないよ、というアドバイスを受け、ジャンクフードも控える優等生っぷり。ついに、ニキビが少なくなっていったのです。
化粧品メーカーに就職!お肌に大切なことを学びました
あまりの嬉しさに、ニキビに悩んでいる人や肌の悩みのある人を綺麗にしてあげたいと、高校を卒業して選んだ就職先は化粧品メーカーでした。
そこで、新たに肌のしくみを勉強しました。私が学生時代に美容部員さんに教えてもらった通り、代謝の大切さをあらためて習いました。また、化粧水も肌タイプによって使い分けることや、ニキビにもいろいろな種類があることを教わりました。
42歳になった今、娘は中学生です。もし、ニキビができて悩んだら、洗顔と化粧水の大切さや食事の大切さを教えてあげようと思います。