食品工場で働く33歳女性です。顔に吹き出物は出やすいのですが、これまで体の皮膚に関する悩みはありませんでした。それが30代になってからというもの、背中の吹き出物に悩まされています。
背中の至る所にできる吹き出物
ある日、背中にちょっとした違和感を感じて、背中に手をのばすとぷくっとした吹き出物ができていました。吹き出物は、腰の上であろうが、肩甲骨付近であろうが、肩であろうが、場所は関係なく背中のいたるところに現れます。
顔にできる吹き出物と同じように、盛り上がってひりひりしています。だいたい一つを発見すると、他にも吹き出物がいくつかできています。
背中は自分でも気が付きにくいだけに、背中が大きく開いたキャミソールを着ている時に気づいた時にはとても恥ずかしかったです。その後吹き出物が治まるまでは、背中をみせられませんでした。
吹き出物を潰すのが楽しい!皮脂を一生懸命押し出していた
吹き出物ができると、その盛り上がりが気になって、ついつい指で触ってしまいます。鏡で見ると、ほんのり赤くなっているものや、毛穴が黒ずんでいるものもあります。たいていこういったときは、手のひらで背中をなでるとザラザラという感触がします。
この毛穴の黒ずんだ吹き出物は、指で挟んで両サイドから力を加えると、先が黑く固まった黄色い塊が出てきます。鼻の角栓と同じで、酸化して黒くなった皮脂の塊だと思います。
まだ赤みを帯びた吹き出物は、押し出すと中から柔らかい膿のような皮脂がでてきます。ついこの汚れを出すのが楽しくて、一時は一生懸命に鏡を見ながら手を後ろにまわして押し出していました。
背中の吹き出物を潰すのは良くない!肌を傷つけ、内出血を起こしていた
汚れが毛穴からでると、腫物は盛り上がりがなくなり小さくなります。しかし、この方法は手による刺激で肌を傷めやすく、圧がかかった吹き出物の周りは内出血したのか真っ赤になっていました。
無理やり押し出したことにより、毛穴は開きっぱなしになり、また手で直接触ることによって細菌が入りやすくなります。吹き出物を潰した後は、再度腫れてしまうという事も多々ありました。
背中がザラザラしていたのは、皮脂汚れがきれいにとれていなかったからだと思います。
体の洗い方を見直すことに。背中の吹き出物が減ってきました
最近は、無理な皮脂出しをやめて、体の洗い方を見直しました。ゴシゴシ洗うのが好きだったのですが、泡立ちがよく肌に優しいウォッシュタオルに替えました。
液状のボディーソープから、赤ちゃん用の無添加せっけんにかえました。その石鹸で、きめの細かな泡を作り、丁寧に体を洗うようにしました。
お風呂上りには、植物性の化粧水を背中にぬるようにしました。すると、以前に比べると吹き出物のできる頻度が減ってきました。次は、食生活や睡眠の見直しを考えています。