現在25歳、教育出版物の営業を行っています。仕事を始めて現在3年目ですが、3年間ずっと背中のできものに悩まされています。調べると、粉瘤・アテロームというもののようでした。
【背中のできもの】膨れ上がったおできは、粉瘤のアテローム
背中の吹き出物に気付いたのは、就職して2カ月ほどしたある日のことです。寝ている時にあおむけになると、肩甲骨のあたりがなんだか痛いなと思うことがありました。そこで鏡で見てみると、パンパンに膨れ上がったおできがありました。
少し赤くなっていて、顔にできるニキビと同じようなものかと思っていましたが、よく見ると中心部が黒くなっていました。インターネットで調べると、似たような症例を見つけました。おそらく、粉瘤(ふんりゅう)だろうと予測ができるものでした。
『アテローム』とも呼ばれるデキモノらしく、皮下組織に老廃物が溜まってできるこぶで、背中や顔に多くでるものだそうです。足の付け根やお尻などにも出た例がありました。
【大量のどろどろが毛穴から!悪臭も!】食生活改善をすることに
ためしに、そのデキモノの中心に向かって周辺を指で強くつまんでみると、灰色のどろどろしたものが毛穴のような所から出てきました。ニキビをつぶした時に出るどろどろよりも3倍近くの量が排出され、自分でも衝撃を受けました。
なにより、ものすごい悪臭を放っていたのです。
原因はいろいろあるようなのですが、生活環境から考えて、食生活が原因なのではないか思いました。そこで、コンビニ弁当やお菓子などはなるべく控え、自炊するように心がけました。
自炊する際には、ニキビ対策として有名なビタミンC、ビタミンB群を含む食べ物を多く摂取するようにしました。代表的なものだと納豆やレバーです。また、手軽に摂取できるものとして市販されているサプリメントなども摂取しました。
【なんとか改善】背中ケアも取り入れ、赤みがひいた
ボディーソープも、それまでは安さ重視で適当なものを選んでいたのですが、肌の弱い人にむけた薬用ソープを選ぶようにしました。お風呂あがりには、肌が乾燥しないように、これまでは顔にしか使用していなかった化粧水・保湿クリームを身体全体に塗りこむようにしました。
すると、できものを初めてつぶした時よりは赤みが引き、どろどろが出てくる頻度も少なくなりました。
ごくまれに、粉瘤から皮膚がんを発症するケースもあるようで、あまりにもこぶが大きくなったり痛みが激しくなったら病院に行かなければと考えています。
背中にできたため、人に見られるような場所にできているわけではないのですが、自分の体にこぶがある、と一度思うと日々生活を送る上でどうしても気になってしまいます。頻度は少なくなってきたものの、おできが無くなったわけではないので、今後も食生活に気をつけ肌にダメージが出ないよう内面から健康を保てるようにしていきたいと考えています。