私は46歳、主婦です。小学生の頃から20歳になるまで、背中のかゆみにはずっと悩まされてきました。敏感肌でアレルギー体質だったことも影響していると思いますが、原因は遺伝です。ここでは、私のかゆみエピソードと最終的な治療方法をご紹介します。
【背中のかゆみ】アレルギー体質でかきむしって血まみれ、背中は掻き傷だらけでした
背中が特にかゆくて困ったのは、小学生低学年の頃です。アレルギー体質と、医師に言われていました。背中だけでなく、ひじの裏や膝の裏も皮膚が薄いせいか、いつもかきやぶって血まみれでした。
背中のかゆみは、年を取るごとにだんだんマシになっていきました。でも、20歳くらいまでは、皮膚がかゆかったです。
背中のかゆみは、夜が特に辛かったです。布団に横になって体が温まってくると、かゆくてたまらなくなってきます。最初は木綿のタオルでこすったりしてるのですが、かゆい範囲がだんだん広がっていき、しまいには掻きやぶってしまいます。
皮膚が破れて血が出てるのに、まだかゆくて爪でかいて、さらに掻き傷を増やして、そうしないと気がすまない感じになってしまいます。息切れがするほど背中をかき疲れて寝ることもありました。
【背中の痒みの症状】石鹸やシャンプーでもかゆくなる私の背中
布団は母が天気の日には必ず天日干ししてくれていたので、ダニとかではないです。太陽の熱で干された布団は、綿がふわふわして温かさも残っていました。
私は乾燥肌で、掻くと白い粉がふいたような感じになることもありました。刺激に弱くて、普通の石鹸ではかゆくなるので、アトピー用の弱酸性ボディシャンプーを使わないと、さらに背中のかゆみは酷くなりました。
シャンプーも、洗い流すときに体を伝っていくだけでもかゆくて、弱酸性のものを使わないといけませんでした。シャンプーで体にかゆみのスイッチが入ったようになり、かゆい範囲が広範囲に広がっていきます。
昼もかゆいのですが、苦になるほどではありませんでした。
【かゆみが治った解消法】皮膚科の薬も効かず、入浴方法を変えてみました
背中のかゆみの原因は、父からの遺伝です。背中を毎晩かきむしるので、いつもシャツに血がついていて嫌でした。
入浴するときも、かきやぶった傷口に水やボディシャンプーがしみるのが痛くて困りました。そして、傷口に入ったボディシャンプーがかゆみの原因になり、悩みました。
なるべく、お湯のシャワーだけで体を洗ったら肌に刺激が無くていいのですが、衛生的なことを考えると、やっぱり全身を泡で洗いたいと思いますし、困りました。
かゆみを抑えるために、最初は病院で処方された塗り薬を塗りましたが、自分の体質に合っているように思えなかったので、やめました。
湯船に長い時間浸かって、たくさん汗をかいていたら、だんだんアレルギーが抜けてきました。汗をかいて湯船からあがったら、またシャワーで全身を流します。その時、手で肌をこするようにして、汗を完全に流します。それで治りました。