私は現在36歳の接客サービスに従事するアルバイトですが、かなり長い間蕁麻疹(じんましん)に悩まされています。
【背中の蕁麻疹はストレスが原因?】一日中パソコンに向かい、上司に嫌味を言われる日々
一番最初に蕁麻疹が発症したのは27歳の頃、契約社員として会社勤めをしていた頃でした。その当時、何がきっかけで発症に至ったのか原因がはっきりしませんでしたが、今となっては原因はストレスではと思うのです。
毎日8時間以上パソコンに向かって、ひたすらキーを叩く日々。期日までに納品しなければならないデータを作成するために奮闘をしていました。
上司からは作業量を増やされ続け、嫌味を言われる中、頑張ってこなしていました。精神的に休まる日なんて無く、気がつけばストレスを溜めていたようです。
【蕁麻疹が夜だけでる】軟膏を塗っても効果がなく、かゆみが増す日々
蕁麻疹が出現するタイミングが、決まって会社から帰宅した夜で、休日になると蕁麻疹が治まるという不思議な事が起きていました。
いったん蕁麻疹が発症すると、背中とお腹が真っ赤になるほど広がって、痒みが止まりませんでした。
市販の蕁麻疹を抑えるクリームタイプの軟膏を塗っても、次から次へとまるでイタチごっこのように新たな箇所に蕁麻疹が出現し、クリームを塗るくらいでは追いつかないのです。
特に背中は悲惨な状況で、孫の手を使ってボリボリと掻くと皮膚が熱を持ったようになり、そのうち痒さよりも痛さが増してきて、そのままお風呂に入ると背中がひどくしみました。
【蕁麻疹で寝不足】お湯も痛い、軟膏がベタベタして深い、それでも病院に行く時間がありませんでした
背中が赤くみみず腫れになっていて、お湯が背中にかかる度にビクッと刺激を受けて痛さで我慢できないような状態でした。生活に不便さを感じるほど蕁麻疹に悩まされていたのに、その当時は仕事で残業続きだった為、病院に行く時間もありませんでした。
就寝時間になっても勿論蕁麻疹は治まらず、軟膏をベタベタと何重にも皮膚に塗り、皮膚が乾ききらないまま布団へ。常に皮膚が軟膏のせいで湿っている不快感と痒さでいっこうに寝付くことができず、おかげで寝不足になりました。
背中に蕁麻疹が発症すると、首やフェイスラインまで蕁麻疹が広がる為、服を着ていても赤く腫れた部分は隠せません。特に夏場は露出が多い服ばかり売られていて、服選びに困りました。
【ついに病院を受診】背中の蕁麻疹でアレグラを処方されたが効果なし
結局我慢の限界に達し、会社を退職したのを契機に病院を受診しました。初めて蕁麻疹の症状を訴えて行った病院では、アレグラという処方薬を出してくれましたが、効き目が弱かったようであまり症状が治まりませんでした。
眠くなる副作用が起こりにくいという事で数年飲み続けたのですが、相変わらず背中はみみず腫れを起こす事がありました。
【アレロックが効いた!】波が引いたように消えた蕁麻疹とかゆみ
そして思い切って病院を替えたところ、やっと現在服用しているアレロックという薬に出会えたのです。こちらはアレグラよりも眠気に襲われやすいですが、症状が劇的に改善されました。どうやら私の体質にピッタリだったようです。
背中のみみず腫れは一切起こらないどころか、全身の蕁麻疹が波が引いたように消えていきました。あれほど悩んだ日々が嘘だったのかと思えるほどでした。
アレロックに出会えていなかったら、未だに体中みみず腫れを起こして以前よりひどくなっていたかもしれません。
この薬も毎日服用しなければ蕁麻疹は現れますが、以前ほど広がりにくく、耐えられるレベルになりました。薬一つでここまで変化するのかと今でも驚いています。