27歳、事務職をしています。猫背に悩んでいた私ですが、まさか呼吸が猫背に関係しているとは思いませんでした。
猫背の原因は、楽な姿勢をしていたことと重いリュックでの通学でした
23歳の頃、職場の人に「歩いてるときの猫背が気になる」とよく言われるようになりました。父親からも、高校時代から私の猫背についてよく指摘を受けていましたが、とくに気にすることなく過ごした結果、猫背が普通の姿勢になっていました。しかし、父親以外の人から指摘を受けたことがなかったので、職場の人に言われてしまったのはショックでした。
猫背になってしまったきっかけは、勉強をしている中でいい姿勢を保とうとすると疲れてしまうので、楽な姿勢を求めるようになってからどんどん悪くなっていきました。高校時代には、左手であごを支えていなければ勉強する姿勢をするのは大変なくらいでした。
それから、もう一つの原因として思うのは、学生時代にリュックを使って登校していたことです。たくさんの教科書を入れて毎日重いリュックを背負って登校するので、頭を前に出してバランスをとって歩いていました。それがあごと首が前に出るような状態になっていきました。
猫背で悩まされた肩こりと浅い呼吸
猫背がひどくなってから、肩こりがひどくなりました。長時間椅子に座っているのはできなかったです。そのため、集中力が続かず机に向かって勉強をすることがどんどん嫌いになりました。
また、椅子に座るとなんとなく呼吸も大変でした。いつの間にか呼吸が浅くなり、すぐ眠くなります。それが集中力も損なわせる原因になっていたと思います。
猫背は常に治したいと思っていたのですが、背筋をずっと伸ばすようにしているのがとても大変でなかなか続けることができませんでした。
猫背の原因は呼吸が浅いこと!?
24歳のある日、本屋でぶらぶらしていたとき、「猫背の原因は呼吸が浅いこと」を語る雑誌を見つけました。中身が「呼吸が浅いと肺が一部しか使われなくなり、その使ってない肺の周りの筋肉が衰えて背中を支える筋肉もなくなっていく」というような内容でした。
確かに、私は呼吸が浅いと思っていました。寝ているときは呼吸が浅いために「静かすぎて死んでないか心配した」と言われたこともあります。
早速、私は常に深い呼吸をするよう努め始めました。肺全体が使われる感じがとても気持ちよく、自然に背筋が伸びるような心地もしました。
しかし、これもなかなか続かなかったです。常に呼吸を意識するというのは非常に困難だったからです。
現在も猫背が治ってはいませんが、姿勢を気を付けるよう努力しています。背筋を伸ばす、というより、あごと肩を引くよう心がけています。肩こりも減ったと思いますし、呼吸も楽になってきています。これからも続けていけるよう頑張りたいです。