58歳の男性で工場に勤務しているサラリーマンです。最近、猫背を治さないとこれから苦労するのではと思いようになっています。
座高が高いのが嫌で猫背に。胸を張った姿勢も毛嫌いしていました
学生のころから猫背でしたので、よく母親から「もっと胸を張りなさい」と注意されていました。しかし、なかなかその気になれませんでした。
猫背になるきっかけは、中学生になって座高を計測し始めたことだと思っています。身長は小柄でしたが、その分座高が高いほうでした。椅子に座ると、身長の高い同級生と一緒の高さになり、なんだかかっこ悪いと思っていたのです。
そのため、わざと前向きになるような姿勢で机に向かって過ごすようになりました。もともと猫背の傾向があったこともあり、さらに猫背が加速されたことは確かだと思っています。
高校も男女共学でしたので女子の視線が気になり、猫背で座高を低く見せようという気持ちが強かった気がしています。
さらに、立っているときや歩いているときに背を伸ばして胸を張った姿勢にすると、何か威張っていると思われそうだな、と感じたので、猫背のまま社会人になってしまったのが実情です。
猫背が要因の肩こりと腰の鈍痛に悩まされています
大人になって健康診断で座高を計測することはなくなりましたが、特に猫背で困ったことはなかったので治そうと思ったことはありません。時々、町のショーウインドーで自分の歩いている姿を見たときに、ずいぶん前に傾いているなとは思いますが、そんなものかなと思うだけでした。
工場に勤務していますが、一日の大半はパソコンを操作することが多いので、目の疲労と肩こりがひどいことに悩まされています。これも、猫背が要因だと思っています。猫背のため、より肩に変な負担がかかっていることは間違いありません。
しかし、肩を廻したり背伸びすれば肩こりもなんとか緩和していたので、それほど気にすることはなかったです。
数年前に椎間板ヘルニアになって以来、常に腰に鈍痛が走るようになってきています。その要因として、肩こり同様、猫背による姿勢の悪さも寄与しているのかなと思っていました。
意識して猫背を改善させるように。腰痛にも良い効果を感じています
最近は運動不足も感じてきているので、意識して散歩を始めています。その中で、腰痛と脚の痛みを感じた時に、猫背の姿勢を正して腰を突き出すように歩くと、痛みが緩和することに気が付きました。
それ以来、猫背になっているのかなと思ったときは、壁に背中をつけてまっすぐな姿勢になるように意識するようにしています。会社では、他人に見られると恥ずかしいのでトイレの個室に入りギュッと背中を押し付けて姿勢を補正するようにしています。
慣れてきたせいか、椅子に座るときも以前は足を投げ出していましたが、最近は腰を伸ばした姿勢を保つことができるようになりました。
猫背自体はすぐに治せないと思いますが、姿勢がよくなる時間は伸びてきていると思っています。腰痛にもあきらかに良い効果を与えているのでこのまま姿勢をよくすることを続けていこうと考えています。