私は39歳の主婦です。これは、30歳の時に1年半皮膚科に通い、ニキビ治療をした体験談です。
洗顔、基礎化粧品、エステなど…自己流の努力をしてもニキビが治らない
私はニキビができやすく、顔のほほ、おでこ、あごにしょっちゅう大きくて赤いニキビができていました。また、それが10代の頃から続いていたため、大きくなったニキビがつぶれるたびにクレーターのようなニキビ跡がたくさんできてしまっていました。
ニキビの跡は凹凸でメイクがのりませんし、赤くなっているため見た目もとても悪いです。そこに新たにニキビができていくわけですから、本当に苦痛でした。
それでも、ニキビで病院にいくという発想はなく、洗顔料や基礎化粧品をニキビ用と言われているものにしたり、お医者さんと共同開発したと言われてるものにしてみたり、エステに行ったりと自己流で努力してきました。ですが、エステもあまり効果がなく、金額ばかりがかさんでいきました。
30歳を機に病院へ。ニキビを塗り薬とレーザーで治療
30歳の誕生日を迎えた時のことです。これから、どんどん加齢でほうれい線しわやたるみが気になるようになっていくんだろうなと思いました。それなのに、こんな歳までニキビの汚らしい顔をしているなんてみっともない…そう悩んでいたところ、テレビCMで「ニキビは皮膚科へ」というものを見て、病院行きを決意したのです。
病院では、カウンセリングを受け塗り薬とレーザー治療をすることになりました。レーザートーニングといわれるものです。その治療方法をご紹介します。
まず、病院で洗顔をして、ベッドに横になります。そのあと、顔にジェルをぬってもらい、目に保護するものを乗せられたらレーザーを照射します。レーザーの照射では、親指2本分くらいの面が顔に当てられており、バチッバチッと照射し「痛くないですか?」と数回きかれました。痛い場合には、機械でレベルを調節してくれました。
ニキビの赤みは減ったが、肌の凹凸は治らなかった
その後、病院へは1ヵ月に1度のペースで、1年半ほど通いました。病院に行くことでニキビ治療をしているんだと心強く思えましたし、レーザー治療中は静かでリラックスもできました。
治療していくうちに赤みもニキビもだいぶ減りましたが、肌の凹凸だけは治りませんでした。
精神的なストレスがありそれが影響していたせいか、治療後もまったくニキビができないということはありませんでしたが、新しくできるニキビの数はかなり減っていました。もう少し続けていればかなりきれいになったと思うのですが、妊娠・出産に伴いここで通院の終了を願いでました。
それから数年たち、先日その病院に行ったところ、新たにニキビ跡のクレーターにも効くという2種類のレーザー治療が加わっていました。レーザートーニングよりはるかに効くようです。ひと口にニキビやニキビ跡といってもたくさんの種類があるので、それにあわせてレーザー治療の種類が豊富に選べる病院を探したほうがいいと感じました。