現在19歳、大学2年生の女性です。私は、高校生の時に思春期ニキビが大量発生しました。その時に試した治療法をお話しします。
高校生になって突然治りが遅くなったニキビ
高校2年生の時に思春期ニキビが大量発生して、顔中ぶつぶつになりました。ニキビができたのは顔、主に頬、眉間、鼻のみで、おでこやあごにはなぜか一切できませんでした。ニキビの状態は、白ニキビから黒、赤、黄色ニキビへと、全ての段階を踏んでひどくなっていきました。
もともと父親譲りのオイリー肌だった私は、中学生の頃初めてニキビができたのですが、できても1個くらいで、症状も軽く、1週間ほどで治まっていました。その後もぽつぽつできてはすぐ治る、を繰り返していたのですが、高校2年生になり、突然ニキビの治りが遅くなりました。
また、治りが遅いという事に併せて、とにかくすぐニキビができるようになりました。原因はストレスだったのかな?と今では思っています。思春期という多感な時期だったので、勉強や恋愛、友人関係など、ストレスが溜まりそうな事は、思い返して挙げればキリがないです。ニキビがコンプレックスで気になってしまい、余計ストレスが溜まっていたというのも原因だと思います。
皮膚科で処方してもらったディフェリンゲルの副作用が辛い
その頃から、どうしてもニキビを治したくて、皮膚科を何軒か回りました。しかし、最初に行った皮膚科で「この程度のニキビなら、もっとひどい人がいるよ」と言われてショックだった事を今でも覚えてます。こっちは真剣に悩んでるのに…と悔しかったです。
最終的に通院を決めた病院では真摯に向き合ってもらえて、ニキビに対して強めの薬を処方してもらいました。ディフェリンゲルという薬です。今までの病院では、できてしまったニキビに塗るような薬しか処方してもらえなかったのですが、ディフェリンゲルは、ニキビができにくい肌にする薬との事でかなり期待しました。
しかしこのディフェリンゲル、副作用が半端じゃなくて、肌が慣れるまでは結構辛かったです。その副作用が、なんといっても痒い。私は痒みが1番辛かったです。昼間は必死に痒みを我慢するのですが、夜寝ている時無意識に掻きむしってしまうんです。朝起きて鏡を見ると顔がひっかき傷だらけ、なんて日もありました。
あとは、とにかく乾燥しました。夏なのに、顔から粉が吹いていました。落屑(らくせつ)という症状で、この副作用がある人も少なくないようです。
副作用が出てからは、薬を塗り始める前よりひどい肌になっていました。ニキビに対する効果もまだ見えないのに、肌はボロボロでかゆい。そんな状態が1ヶ月ほど続きましたが、1番辛かった時期です。でも、先生から「これを乗り越えたら必ず綺麗な肌になる」と言われ、諦めずに薬を塗り続けました。
同時に飲み薬も飲んでいました。抗生物質だったと思います。
副作用は1ヵ月間。そのあとはディフェリンゲルでニキビが落ち着いた!
薬を塗り始めてから1ヶ月で副作用は終わり、その後は本当に順調にニキビが良くなっていきました。治療を始めたのは高校3年生の初夏でしたが、秋には大分落ち着いていました。
ニキビの状態が良くなってからも、ディフェリンゲルは半年くらい塗り続けました。その頃は、たまにかゆみがあるくらいで、他の副作用はなかったです。
それから19歳になった現在。高校2年生の時のような、ニキビが突然大量発生するような事は、今に至るまでありません。今は大人ニキビに移行したのか、夜更かししたり暴飲暴食によって、たまに頬にプクッとできるくらいです。そのように一時的にニキビができた時も、すぐに病院に行き薬を処方してもらって、跡が残る前に治すように努めています。
ニキビ治療には自分に合った病院を見つける事が何より大切だと思います。今ニキビに悩んでる人は、まず診察を受けてみてほしいです。