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ニキビ対策にニベアクリームを使おうか考えている人は必ず読んでください！もしかすると、ニベアが原因でニキビが悪化してしまうかもしれません。背中のニキビ・ニキビ跡に効果があると話題のニベアクリーム、その本当のところを詳しくご紹介しています。

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背中ニキビの保湿にニベアクリームを使うということ

ボディクリームとして長年愛されてきたニベアクリーム。今なおその人気は衰えておらず、雑誌で紹介されたりSNSでシェアされるなどまだまだ注目を集めています。人気の理由は、顔を含めたボディ全体に使えること、値段がお手頃なこと、そして高い保湿力です。

背中ニキビをケアしている人なら、乾燥が大敵だということをご存知ですよね。しっかり洗って清潔にするだけでなく、毎日の保湿が背中ニキビの予防につながります。そのため、ニキビ対策に保湿力の高いクリームを使いたい！だったら、人気のあるニベアクリームを使おう！と考えるのは当然のことでしょう。

なお、子供の頃にニベアを使ったことがあって、ベタベタする印象をお持ちの方がいるかもしれません。昔のニベアは、配合されているワセリンやミネラルオイルに不純物が多く、ベタベタしていました。しかし、今は精製技術が進歩し、不純物を100％に限りなく近い値で除去できるようになりました。これにより、現在のニベアクリームはベタつかず、しっとりとした使用感に生まれ変わっているんです。

しかし、これだけ人気のあるニベアクリームですが、実は背中のニキビに使う場合には、注意が必要です。間違った使い方で背中に使い続けると、ニキビを悪化させてしまう可能性があるんです。

ニベアクリームのニキビへの効果

ニベアクリームは「ニベアの青缶」とも呼ばれ、多くの人に親しまれています。冬になると、乾燥対策として青缶やハンドクリームがたくさん店頭に並んでいますよね。「ニベア」とは、ラテン語で「雪のように白い」という意味があり、白いクリームがべたつかずしっとりした素肌にしてくれます。

着色料無添加で、主な成分はスクワランとホホバオイルが配合されています。このホホバオイルというのは、植物性の天然保湿成分で、「ホホバオイル」単体でも販売されるほど保湿効果のある成分なんです。人の肌が本来持っている皮脂膜を補う効果があり、素肌にしっとりとなじむのが特徴です。

他にも、ニベアには肌の保護、ターンオーバーの促進、皮脂バランスを整えるなどの役割も期待できます。

さて、このニベアの成分ですが、実は美容セレブが愛用する高級クリームと似ているとして、話題になっているのをご存知ですか？アメリカのNASAの宇宙物理学者が開発したドゥラメールというクリームなんですが、お肌のキメが整い、毛穴が目立たなくなる効果があるとされています。しかもすごいところが、乾燥肌や脂性肌、ニキビ肌、敏感肌などなど様々な肌質の人が使えるとあって、ミラクルクリームと呼ばれています。

ニベアとドゥラメールの成分を比較してみると、ほぼ8割が同じ成分です。もちろん、成分の濃度や配合が違うため、まったく同じ効果があるわけではありません。しかし、ドゥラメールは33,000円と非常に高級なクリームであるのに対し、ニベアの青缶は400円程度とお手頃価格。効果に差はあれど、似たような効果が得られるのなら、と話題になるのもうなずけます。

ニベアクリームも高級クリーム同様、どんな肌質の人にも愛用されています。プチプラコスメでありながら、乾燥だけでなくニキビ肌への効果も期待できそうですよね。

ニベアはニキビに効くの？

ニベアクリームのニキビへの効果には、インターネット上で「効果がある」「悪化させる」という２つの意見があります。少し雑な言い方だなぁと思うのですが、広く捉えればどちらも間違ってはいません。では、どういうことなのか？詳しく説明したいと思います。

ニベアはニキビに効果がある～その本当の意味とは～

ニベアクリームの主な効果は「保湿」です。乾燥が大敵であるニキビにとっては、保湿ケアが必要不可欠ですよね。新しいニキビを作らないためにも、背中をしっかり保湿しておくことは非常に大切です。つまり、ニベアクリームで背中を保湿することによって、新しいニキビができるのを防ぐことができるんです。つまり、ニキビの予防ができるということなんです。

他にも、ニベアクリームの油分によって、背中の皮脂バランスが調整される効果も期待できます。しっかり保湿された背中は、皮脂の過剰分泌がおさえられるため、ニキビの原因になる皮脂詰まりを起こしにくくしてくれるのです。これも、ニキビ予防につながります。

一方で、ニベアクリームには保湿効果しかないため、今あるニキビを治す効果はありません。

ニベアがニキビを悪化させる～その本当の意味とは～

ニキビには、大きく分けて３つの種類があります。炎症を起こしている赤ニキビ、皮脂が詰まった状態の白ニキビ、炎症が収まった後に古い角質が変色してしまった黒ニキビの３つです。これらが発症している状態でニベアクリームを塗ると、ニキビを悪化させる可能性があるというのは本当です。どういう意味か、詳しくご説明します。

赤ニキビの場合、アクネ菌が炎症を起こしています。このアクネ菌は、脂質を好み、それをもとに繁殖していく性質があります。ニベアクリームは、保湿効果のためにたっぷりと油分を含んでいますので、アクネ菌の大好物なんです。ニベアクリームを赤ニキビに塗ることでアクネ菌を増殖させ、さらにニキビを悪化させてしまう可能性があります。

また、白ニキビや黒ニキビは、毛穴の詰まりが主な要因です。ここへ油分の多いニベアクリームを塗ってしまうと、毛穴詰まりを解消することができず、ニキビが改善するのを妨害してしまうおそれがあります。

ニベアクリームは、今あるニキビにとっては少し油分が多すぎるんです。

結論～ニベアはニキビにいいの？～

背中ニキビに悩んでいる方は、ニベアクリームでの保湿は避けたほうがいいかもしれません。多すぎる油分が、今あるニキビを悪化させる可能性があるからです。背中の保湿には、背中ニキビ向けの保湿クリームを使うことをおすすめします。

一方で、今はニキビがないけど、ニキビができやすいから日頃からケアしておきたい、という人は、ニベアクリームでの保湿ケアをおすすめします。しっかりとした保湿力で、背中のお肌をうるおった状態にしてくれ、新しいニキビを防ぐことが期待できます。

ニベアはニキビ跡に効くの？

では、ニキビではなく、色素沈着してしまったニキビ跡にはニベアクリームによる効果は期待できるのでしょうか？肌のターンオーバーを促進する作用のあるニベアクリームなら、ニキビ跡にも少しは効きそうですよね？

しかし、残念ながらニベアクリームではニキビ跡を消すことはできません。

ニキビ跡というのは、ニキビの炎症が奥まで広がり色素が染みついてしまった状態です。この色素は、簡単なことでは消えてくれません。ニキビ跡を消すためには、肌のターンオーバーを促進するだけでなく、今ある色素に働きかける美白成分が必要です。

ニベアクリームは、肌のターンオーバーを促進することをメインとしたクリームではありません。そのため、ピーリングのようにきれいに肌を再生させることはできません。また、白いクリームではありますが、ニベアには美白成分は含まれていません。そのため、ニキビ跡には効果がないということになります。

ニキビ治療のためのニベアの正しい使い方

ニベアクリームは、体のどこにでも使える保湿クリームです。基本的には、乾燥が気になる部分やケアしたい部分にしっとり塗るだけでOK。薄く塗っても十分効果があるので、手の平にしっかり伸ばしてから、なじませるように体へ塗るようにしましょう。油分がしっかり含まれているので、ベタベタとたくさん塗るのは避けたほうがいいでしょう。

塗るタイミングは、入浴後の清潔な体へ使いましょう。お風呂で水分が吸収されたお肌を保護するようにニベアクリームを塗ります。背中は塗りにくいので、誰かに手伝ってもらったり、鏡を見ながらしっかり塗れているか見ながら使用するといいでしょう。クリームがつきすぎてベタベタした状態にならないように注意してください。

まとめ

いかがだったでしょうか。保湿力の高いニベアクリームですが、ニキビのある背中にベタベタ塗っていると、ニキビ悪化の原因になってしまうかもしれません。現在ニキビに悩んでいる場合は、ニベアで保湿ケアをするのではなく、背中ニキビ専用のジェルやクリームで保湿するようにしてくださいね。

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