背中のニキビが気になるけど、皮膚科へ行くのはちょっとな…という貴方へ。ニキビには有効な市販薬がたくさん出ているんですよ!病院で処方される薬と同成分のものや、以前は病院でしか使えなかった薬が市販薬になったものなど、効果が期待できる薬がたくさんあります。ここでは、ドラッグストアで買える口コミで評判の背中ニキビ治療におすすめの市販薬をご紹介します。
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背中ニキビは市販薬でも治すことができるの?
背中ニキビができる原因は様々ですが、一度できてしまうとなかなか治りにくいのが背中ニキビの特徴です。自宅でできるケアをしていても、なかなか改善が見られない、という人は、薬に頼ってしっかり治療する方法も検討してみてください。
一番よいのは皮膚科を受診して、ニキビの症状を診察してもらうことですが、病院でもらえる薬に近いものがドラッグストアでも買えるってご存知ですか?多くの人が悩むニキビだからこそ、効果の期待できる薬がたくさん売られているんです。
ドラッグストアなどで購入できる市販薬は、塗り薬が一般的ですが、その数はなんと50種類以上あります。ニキビの炎症を抑えるものもあれば、ニキビを予防するためのもの、ニキビ跡をなくすものなど、薬の種類は様々です。一体どれがニキビ治療に効果的なのでしょうか?ドラッグストアで迷わないために、具体的におすすめな薬をご紹介します。
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ニキビ薬 おすすめ5選
ドラッグストアで購入できるニキビ治療薬で、口コミでも評判の高いおすすめを5つご紹介します。特徴をまとめていますので、期待できる効果や使いやすさなどを比べて、自分に合った薬を探してみてください。
テラ・コートリル(第2類医薬品)
・即効性がトップクラスのニキビ治療薬
・「副腎皮質ステロイド」配合の抗生物質配合ステロイド系
・抗菌作用と抗炎症作用(アクネ菌にもマラセチア菌にも効く)
・病院の処方薬と同成分配合でよく効く!
・大きく腫れた炎症ニキビに良く効き、早く治す
・市販薬のため弱めのステロイドですが、長期的に使うのは避けたほうがよい
・ステロイドの副作用が出るリスクがあるため2週間以上継続しての使用は避ける
・背中全体にまんべんなく塗りたい場合には向いていない
【20代女性】
スキンケア後、テラコートリルをピンポイントでニキビに塗って、上から絆創膏を貼って寝ました。すると、翌朝、完全にとまではいかなくても、かなり治ってます。
【30代女性】
赤ニキビのレスキューアイテムです!思春期からニキビに悩んできましたが、この年になってもニキビができて汚い肌になっています(涙)そのため、いちいち皮膚科へ行くのも大変で、困っていた時にこの薬に出会いました。赤く腫れてしまった炎症ニキビには、これをぬれば1日で赤みが治まります。
【20代女性】
赤ニキビができたときに色々調べたところ、このテラコートリルは即効性があると知ってドラッグストアで購入しました。綿棒で赤ニキビにちょんちょんと塗ります。翌日、なんか出血とかしてたんですが、それが落ち着くと赤ニキビは赤みが落ち着いて、3日ほどであまり目立たなくなりました。あの出血はなんだったんだろう、と思いますが、効果はあるようです。
セナキュア(第2類医薬品)
・背中やデコルテのブツブツ・ニキビ用の治療薬
・ニキビ治療薬は顔用が多いですが、セナキュアはボディに特化
・「サリチル酸」「アラントイン」配合
・「サリチル酸」が角質を柔らかくし、角栓を取り除くピーリング効果がある
・「アラントイン」がニキビの赤みと炎症を抑える
・スプレータイプで背中にも使いやすい!
・皮膚の組織を修復する作用で、なめらかなお肌へと改善してくれる
【30代女性】
これ、とってもおすすめです。週末プールに行くことになって、背中がやばい!と思い、無駄だと思いながらも悪あがきで購入しましたが、使った翌日の朝から効果が現れました!赤ニキビは落ち着い、かゆみもなくなりました。それだけでもだいぶ見た目は変わりますので、本当によかったです。使い続けたらニキビができなそうな気がします。
【40代女性】
何を試してもあまり改善できず、ずっと諦めていたのですが、あまり高くなかったので試しに購入してみました。朝晩使用で一週間たちましたが、すでにかなり改善していてびっくりしています。小林製薬さんに感謝!
メンソレータム アクネス25 メディカルミスト(第2類医薬品)
・「サリチル酸」「アラントイン」配合
・「サリチル酸」が角質を柔らかくし、角栓を取り除くピーリング効果がある
・「アラトイン」がニキビの赤みと炎症を抑える
・スプレータイプで背中にも使いやすい!
・大人ニキビに着目したシリーズで、成人してからの背中ニキビにおすすめ
【20代女性】
小林製薬のセナキュアと迷っていたのですが、近所のドラッグストアで取り扱いがあったためこちらを購入。逆さまでもスプレーできるタイプなので背中に使いやすいです。もともとコメドのざらつきが酷かったんですが、使用翌日からザラザラがぐんと減り驚きました!もっと早く試してみればよかったです。
【20代女性】
まだ使い始めて一週間くらいですが、ニキビにとても効いています。長年悩んでいた黒いぶつぶつは何を使ってもあまり効果がなかったんですが、とてもきれいになってきて嬉しいです!
ペアアクネクリームw(第2類医薬品)
・「イソプロピルメチルフェノール」「イブプロフェンピコノール」配合
・大人ニキビのための薬
・以前病院で使われていた薬が市販薬に切り替わったもの
・胸や背中にできるニキビの原因として考えられる「マラセチア菌」への殺菌作用
・炎症を鎮める
・皮脂の分泌を抑える
・赤ニキビには1週間ほどで効果が見られる
【20代女性】
私にはあまり効果を感じられませんでした。赤ニキビも黄色ニキビも改善せずそのままでした。ただ、いつもは何もしないとニキビが悪化してひどくなってしまうのがおさえられたかなと思います。
【20代女性】
ニキビに悩んでいて様々な薬を試しましたが、こちらが1番治りが早かったような気がします。炎症の静まりが早い感じがします。
クレアラシル ニキビ治療薬クリーム(第2類医薬品)
・「イオウ」「レゾルシン」配合
・ニキビの頭部を開き皮脂を吸収する効果(皮脂吸収)
・アクネ菌を殺菌
・ニキビの腫れや赤みを抑える効果
・「レゾルシン」が角質を柔らかくし不要な角質を取り除く、殺菌効果もある
・無香料・弱酸性で、肌に優しい薬
・皮脂吸収効果が強いため、お肌の乾燥に注意。ニキビが落ち着いてきたら、ニキビケア用の保湿ジェルなどに切り替える
【10代女性】
悪い評価があるのが不思議です。生理前後にニキビができやすいのですが、塗るとニキビが目立たなくなり綺麗になります!ぷくっとした大き目のやつにも、ポツポツした小さいやつにも効きました。
【30代女性】
ニキビに悩まされ続け、わらにもすがる思いでこちらを使用してみましたが…塗ったところが明らかに赤くかぶれてしまい、痒みもでてきてしまい最悪でした。私の肌には合っていなかったようです。
オロナインH軟膏(第2類医薬品)
・「グルコン酸クロルヘキシジン」という殺菌成分が配合されている
・アレルギーや炎症を抑える効果
・抗菌・抗炎症作用があり、赤くなったニキビに効果あり
・多くの皮膚病に効果があり、背中に広く塗りたい人におすすめ
・長い間使い続けたい人にもおすすめ
【20代女性】
ニキビができたときの救世主です。オロナインをニキビに塗って絆創膏を貼って寝ると2~3日でニキビの赤みが消えてくれます。ニキビ用の化粧水やら美容液も色々試しましたが、結局これに落ち着いています。
【30代女性】
常備薬です。切り傷擦り傷だけでなく、ニキビができたときにも使っています。ニキビがなり始めの時に塗って寝れば、赤みがだんだんひきます。ただ、特有のにおいが苦手なので、そこは少しマイナスポイントです。
ニキビ薬 市販薬の効果は?~症状別~
背中の広範囲に使うなら「セナキュア」
背中ニキビの特徴は、背中の広い範囲にぶつぶつとたくさんできてしまうことですよね。薬を塗ろうと思っても塗りにくく、たくさんの量をベターっと塗らなければなりません。
そのため、背中用に開発されたスプレータイプの「セナキュア」がおすすめです。抗生物質やステロイドなどの強い薬は、たくさんの量を体に塗るのはできるだけ避けましょう(ただし、背中のニキビが悪化している場合は別です)。
また、顔のニキビの原因がアクネ菌であるのに対して、背中のニキビはマラセチア菌などのカビが原因となっていることもあります。アクネ菌にしか効果のない薬(顔用の治療薬)よりも、さまざまな菌に対応できる薬のほうが効果も出やすいといえます。
「セナキュア」は原因菌の殺菌だけでなく、炎症を鎮めてくれます。なめらかなお肌になるよう組織修復作用が含まれているのも魅力的です。
炎症のひどい赤ニキビなら「テラ・コートリル」
背中のニキビが小さなぶつぶつではなく、赤く腫れてしまったり、痛みがあったりするニキビの場合
には、強い薬でしっかり治す必要があります。悪化している炎症ニキビは、皮膚科を受診するのがおすすめですが、とりあえず市販薬で治したいという人には「テラ・コートリル」をおすすめします。
「テラ・コートリル」は、抗生物質やステロイドといった成分が配合されており、炎症ニキビ・化膿を伴うニキビによく効く薬です。実際に医療用としても使用される成分でできているため、ニキビをしっかり治療したい、と思っている人にぴったりです。ただし、比較的強い薬なので、用法容量を守ってお使いくださいね。
薬だけじゃだめ!?ニキビを予防する方法
背中ニキビで悩んでいる人のほとんどは、次から次へとニキビができているのではないでしょうか。綺麗な背中を手に入れるためには、ニキビができる悪循環を絶つ必要があります。今あるニキビとこれからできるニキビ、双方に働きかけることが、ニキビ治療にとって重要なんです。
薬は、今あるニキビを治すために使うものです。そのため、新しくできるニキビを予防する効果はほとんどありません。背中は皮脂の分泌も多く、ニキビができやすいとされる部位です。1度ニキビを治しても、またニキビができてきて、薬を使い続けることになりかねません。
薬で今あるニキビを治療しながら、新しいニキビを作らないためにもしっかりと自宅ケアをしていきましょう。ニキビの原因は様々なので、思い当たるものをできるだけ排除していく必要がありますが、基本中の基本なのが、保湿ケアです。
ニキビの主な原因の1つに「乾燥」があります。顔と違い、ケアの行き届かない背中では、乾燥していてもなかなか気づけないものです。背中が乾燥していると、それを守ろうと皮脂が過剰に分泌され、ニキビを作る原因にもなってしまいます。ニキビ治療薬でニキビを治すだけでなく、ニキビ用保湿剤で乾燥を防ぐことが、新しいニキビの予防につながります。
①毛穴詰まり
乾燥することで毛穴が収縮してしまう。古い角質や角栓が毛穴に詰まりやすくなり、ニキビを引き起こす。
②角質の硬化
古い角質が乾燥して硬化していく。硬くなった角質は、なかなか取り除くことができず、お肌に古い角質が停滞してしまう。すると、新しい皮膚への生まれ変わり(お肌のターンオーバー)が正常に行われなくなる。
③お肌の栄養不足
乾燥したお肌は、正常なターンオーバーが行われないため、栄養不足になりがち。代謝がされないお肌はばい菌への免疫力が低くなるため、ニキビの原因菌が炎症を引き起こしやすくなる。
なお、背中は皮膚がぶ厚い部位です。保湿剤を選ぶときは、十分な保湿力のあるものを選ぶようにしましょう。保湿力が足りないと、背中はすぐに乾燥した状態になってしまいます。さらに、コスパも考えて選ぶことが大切です。背中は意外と面積が広いですよね。ニキビのために保湿をするなら、背中全体(もしくは上半分など)へ広くたっぷり塗る必要があるからです。
背中ニキビケアのためには、ベタついたり毛穴を詰まらせてしまうおそれのあるボディクリームよりも、さらっとしたジェルやローションなどがいいでしょう。背中の皮膚の奥までとどく浸透力と高い保湿力をかねそなえた保湿剤を選ぶようにしてみてください。
→背中ニキビのケアに大成功!評判の良いジェルを試してみました!
ニキビ薬が効かないなら、一度皮膚科へ行ってみる
多くの薬が市販されていますが、どれを試してもニキビが治らない、という人も中にはいます。体質が合わないのか、薬の使い方が間違っているのか、ニキビの原因となることを今もしてしまっているのか。理由は分かりませんが、市販薬でニキビが治らない人がいるのは事実です。
市販薬を使用してもニキビに改善が見られない場合には、その薬の使用を中止して、皮膚科を受診したほうがいいでしょう。市販薬で効果が見られるのは大体1週間~2週間です。その間に、まったく効果が感じられない場合は、皮膚科の受診も検討してみてください。そのときは、「こういう薬を使ったけれど効果が出なかった」と伝えると、治療の参考にしてくださいますよ。
背中ニキビに皮膚科で処方される薬は?
・レチノイド処方「ディフェリンゲル」
毛穴の詰まりを改善します。角質を剥離させる作用があるため、塗った後に肌がヒリヒリしたり赤くなる症状が出る人があります。もちろん、一時的なものなので問題はありません。
・抗生剤、抗菌剤、抗生物質
背中に繁殖したニキビ菌を死滅させるため、抗菌作用のある抗生剤を処方されることが多いです。抗生剤には、内服(飲み薬)・外用(塗り薬)の両方があります。ニキビの状態によっては、皮脂の分泌を抑えたり、肌のターンオーバーを整える治療と併用するとより効果があります。
・ビタミンAの内服薬
ビタミンAは皮脂の過剰な分泌を抑える作用と、肌のターンオーバーを促進させる作用があり、さらに毛穴が閉じるように促します。治療期間の目安は大体2~3ヵ月です。
・ビタミン薬(B2、B6、C)
ニキビの直接的な治療ではなく、皮膚を健康にする作用や皮脂の分泌を抑える作用のため処方されます。軽めのニキビであれば、ビタミン薬のみを処方される場合もありますが、ほとんどの場合は他の治療・薬と併用する形になります。
ビタミンB2とB6は、細胞の再生や成長に関係してくる栄養素で、皮膚炎(この場合はニキビ)を予防する効果があります。また、ビタミンCは毛穴を引き締め、皮脂の分泌を抑える効果があります。
・漢方薬
背中ニキビに効果的な漢方薬はいくつかあるとされています。背中ニキビの症状と、その人の体質や生活習慣によって、総合的に判断します。効果があるとされる漢方薬の例を挙げておきます。
◎桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
◎荊芥連翹湯(ケイガイレンギョウトウ)
◎当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
◎黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)
普通の皮膚科では処方してもらえないので、漢方薬局か漢方にくわしい先生がいる皮膚科を受けましょう。
まとめ
- 背中に広く使う場合はセナキュアがおすすめ
- 炎症ニキビを早く治したい場合はテラ・コートリルがおすすめ
- 治療だけでなく、新しいニキビを作らないための予防もしっかり行う
- 1~2週間経っても効果が見られない場合は、皮膚科を受診する
いかがだったでしょうか。多くの市販薬の中から、効果が期待できそうな薬は見つかりましたか?ここでご紹介したのは、どれも人気のあるニキビ治療薬ばかりですので、自分に合う薬を探すときの参考にしてみてくださいね。